講座内容 |
1. 子育て支援には社内活動(ワーク・ライフ・バランスの調和)と社外活動(企業の社会的責任CSR)があり両立することが企業の理想である。
2. 創業50周年記念事業の一環として、2003年に「ものづくり技術館」を建設し、来館者は20,000名を突破し本年度の見学者の見込みは5,000名を超え、その内、小学生から大学生は、51%に上っている。
3. 「ものづくり技術館」を中心に、子育て支援活動を展開し、小中学生に製造工程や工業現場での体感事業を実施している。
4. 未来を担う子供達に「科学する心」「創造する心」を育て、ものづくりに対する興味・関心を高め、将来の人材育成をする目的で、「科学好き・ものづくり好きの育成プラン」を策定し、主体的に活動している。
5. 当社は、大学教授・小中高校長・学研施設館長・京都工業会等で組織される〈科学好き・ものづくり好きの子供育成会議〉メンバーに加わっている。育成会議の重点施策は、@サイエンスクラブの設立 A小・中学校に対する取り組みの支援(専門家の出前講座) B科学好き・ものづくり好きの子供支援ネットワークの形成である。
6. 現在、サイエンスクラブの応募者は約400名で体験・制作・実験等様々なコースを提供しており、次世代を担う子供達の技術力を養うことにより、将来の日本の経営力に大きく結びついていくと思われる。
7. 社内活動(ワーク・ライフ・バランス)は次のとおり。
@子育てを行う労働者等の職業生活と家庭生活との両立を支援するため
の雇用環境整備
(実施・継続運用)
・短時間勤務制度の導入
・子育てのために必要な費用の貸付制度
・育児休業期間中の会社情報の提供等
(ニーズ調査済・制度の詳細を検討中)
・子供の出生時に父親が取得できる休暇制度を導入し
取得実績を上げる
A働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備
(実施・継続運用)
・フレキシブル休暇の設定
・ノー残業デーの設定
・半日単位の有給取得を可能とする
・社内公募制度の導入
・再雇用制度の導入
・選択定年退職制度の導入
・健康診断・保健指導の強化
(ニーズ調査済・研修詳細を検討中)
・ライフプラン研修制度の導入
Bその他の次世代育成支援対策
(実施・継続運用)
・地域の子供や親子の工場見学の受入
・小学生〜高校生の職場就業体験の受入
・インターシップによる大学生の受入
・家族見学会の実施 |