愛からはじめる、未来力。
開催主旨・愛媛宣言
開催主旨
 法人会「全国青年の集い」は、1987年の第1回仙台大会から第20回埼玉大会まで、部会員相互の研修・交流の場として大きな成果をあげてきました。
20
年を一つの節目とし、30年に向けた新たな第一歩ともいえる第21回大会を愛媛の地で開催できますことに大きな喜びを感じております。

 皆様をお迎えする愛媛は、穏やかな自然と四国巡礼の歴史が育んだ「お接待のこころ」が息づき、今も大勢の人々に癒しの場として愛されているところです。
 また、会場となる松山市は、司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』の舞台でもあります。この小説は、松山出身の俳人・正岡子規と日本の陸海軍を近代化した秋山好古・真之兄弟を主人公に、3人の人生を辿りながら、近代国家の仲間入りをしようとした明治の日本を描いています。この小説に描かれた愛媛の先人たちが抱いた未来への情熱、これまでの常識にとらわれず目標に向かって真摯に進む行動力、そして国や家族を愛する心は、現代を生きる私たち青年部会員の熱い気持ちにも通じるものがあるのではないでしょうか。

 21回愛媛大会では、次代を担う私たちの未来にかける熱い想いが、明るい未来を切り拓いていくきっかけとなるようにとの願いを込めて「愛からはじめる、未来力。」を大会スローガンといたしました。

 
少子高齢化に伴う経済社会の構造改革が進む中、企業が今後も継続して発展していくために、新しい時代に対応した経営のあり方や税制のあるべき姿、事業承継の問題など、青年部会として取り組むべき新しい課題は増えつつあり、私たちの行動力にますます期待が高まってきております。

 この愛媛大会を、次代を担い、愛と情熱をもって未来を拓くべき私たちが今後どのような課題に取り組み、どのような行動を取るべきか、共に語り合い、共に考えていく、そんな大会にしていきたいと思います。

愛媛宣言

今、我国は、幾多の課題を抱えている。
人口は減少へと転じ高齢化が進展する一方、
国際競争がますます激化するなか、
日本経済の礎、中小企業も同様に
構造改革や事業承継など、大きな課題に直面している。

我々はこれらの問題を克服することにより、
日本経済を支える技術の伝承、雇用の確保など、
活性化に資する道が開けるものと考える。

今後も持続的な経済発展を実現していくために、
社会を支える一人ひとりが、持てる力を十分に発揮する必要がある。

私たちも企業経営者、未来を拓く後継者として、
また「税のオピニオンリーダー」として、
これまでの概念や常識にとらわれることのない
新しい視点、チャレンジする姿勢を持たなければならない。

そして、その明るい未来へ向けての
いちばんの力の源が「愛」である。

「愛からはじめる、未来力。」

私たちは、ここ愛媛において宣言する。
お互いが愛される企業をめざし、地域を愛し、国や社会を愛し、
その情熱と行動力で、輝かしい未来を創ることを。


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